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Ｅ－28．パッチム無しの動詞の「러変則」の해요体について整理する。

＜これだけは＞

　いわゆる 「러」変則とは、動詞・形容詞の辞書形の中で、「語尾다」の前の部分が「르」で終わっているものが해요体になるとき変則（不規則）になる現象を言います。

　しかし、「語尾다」の前の部分が「르」 で終わっているものの内、「E-27.パッチム無しの動詞 ・形容詞の해요体（르変則）を整理する」というものもありますので、混同しないように、覚えてください。

　ただ、「러」変則になるものの方が少ないので、こちらをまず、覚えて、「르」変則の単語を覚えてもいいと思います。

　「러」変則は、「다」の前が「르」で終わっている次の単語の時、「르」の後ろに「러」がついて活用します。

　이르다（着く・到着する）　⇒　이르러요（着きます・到着します）

　푸르다（青い・溌溂としている）⇒푸르러요（青いです・溌溂としています）

「르」変則のように、

　　×일러요

    ×풀러요

とはなりません。ただし、「이르다（着く・到着する）」は同音異義語に「이르다（早い）」、「이르다（言う・告げ口する）」という単語があるので、意味の区別をしっかりとしなければなりません。

同音異議語の「早い」「言う・告げ口する」の해요体は「일러요」となり、「르」変則です。　

＜さらに＞

　「러」変則の過去形など

　「러」変則は、過去形や「아서/어서」という語尾がついた時に変則しますので、よく使うこの二つの形で覚えておきましょう。

　이르렀어요（着きました・到着しました）

　푸르렀어요（青かったです）

　이르러서（着いたので）

　푸르러서（青くて）

＜もっと詳しく＞

 「이르다」の 例文を作る

　同音異義語が多い「이르다（着く）」 は、例文を作りながら使い方を覚えましょう。